株式会社生産者直売のれん会(東京都台区)が提供している調理師専門学校向け教育プログラム「食の 6次 産業化プロデューサ養成講座」において、 授業内で生徒が考案した企画正式に商品化され、12月23日より 、販 売されることなりました 同日、実際に商品開発をした生徒達による催事販売会が行なわれます。
弊社は、三幸学園(東京文京区)が運営する辻学園調理・製菓専門学校/辻学園栄養専門学校(大阪府大阪市)に地方自治体、地域団体、中小食品製造業(=クライアント)が抱える「食」の課題を生徒達が解決する「食の6次産業化プロデューサ養成講座」を提供、運営しております。
本講座は、クライアントから与えられた課題に対して、生徒達が市場調査から商品企画、試作製作を行い、実食を含めた学内コンペを経て勝ち抜いた優秀なアイデアを商品化し販売するというものです。クライアントは若い感性による独創的な商品開発を行うことができ、辻学園はビジネスに直結する活動により社会に通用する実践的な人材育成を行うことができます。
木の屋石巻水産について
今回、東日本大震災で被災した株式会社木の屋石巻水産(宮城県石巻市)より若者需要を喚起する缶詰を開発して復興支援に寄与せよ!というテーマが与えられました。株式会社木の屋石巻水産は震災で発生した津波により、沿岸部の工場がながされるという大きな被害を受けた企業です。会社存続の危機の中、敷地内に埋まっていた商品を掘り起こして販売した「希望の缶詰」は様々なメディアにも取り上げられ、全国の方々に復興支援を呼びかけることとなりました。現在は新工場も完成し、復興に向けて頑張ってらっしゃってますが、震災前ヘの水準にはまだ戻っていません。今回、地域経済の活性化のためにこれまでにない新たな需要を創造するをテーマに、このような課題をいただく運びとなりました。
今回販売開始する商品
「さんま担々缶~豆乳仕立て~」
味噌や醤油といった缶詰のお決まりの味付けから脱却、若者に広がっている宅飲み需要の取り込みを図るため「プレミアムなおつまみ」をコンセプトに開発しました。味は「ごまの風味&ちょい辛」の担々味に豆乳を加えることにより、「辛さ」の中に「まろやかさ」を盛り、女性客の取り込みも図ります。
さんまは金華沖で獲れたものを使用し、冷凍せずにその日のうちに缶詰にするという株式会社木の屋石巻水産独自のフレッシュ製法で製造しています。
内容量:170グラム
販売予定価格:400円前後
※販売会場によりパッケージが異なることがございます。
催事販売会情報
まず、年始(1月1日~4日)の関東・関西地区の寺社仏閣における復興支援販売会(約20拠点)において商品の販売を行います。
本年度の販売数は15,000缶を予定しています。
【初詣でご協力いただく社寺一覧】
関東地区
関西地区